プロ野球 ゴールデングラブ賞 2019 予想
令和初は誰の手に?!
2019年のプロ野球、セ・リーグは読売ジャイアンツ、パ・リーグ西武ライオンズがリーグ優勝を果たし、シーズンも終わりに近づいています。シーズンが終了すると、プロ野球ファンの楽しみの一つゴールデングラブ賞とベストナインが発表されます。この記事では、筆者のゴールデングラブ賞 2019 予測をセ・リーグとパ・リーグに分けてご紹介していきます。
プロ野球 ゴールデングラブ賞とは?
ゴールデングラブ賞 概要
プロ野球のゴールデングラブ賞とは、守備力に卓越した選手を、プロ野球記者による投票を行い、得票数のいちばん多かった選手が受賞となります。受賞の大賞資格者は、「規定投球回数以上投球している」または「所属チームが行った年間試合数の3分の1以上登板している投手」「チーム試合数の2分の1以上同じポジションで出場している捕手・野手」となります。記者の投票要件は、日本の報道機関(新聞社、通信社、放送局)のプロ野球記者で、5年以上の取材キャリアを持つ選手と決められています。
ゴールデングラブ賞 2019 日程
2019年のゴールデングラブ賞の発表日、授賞式の日程はまだ発表されていません。毎年、日本シリーズが終了した10月半ば~下旬に発表があります。また、ベストナインも同タイミングでの発表となりますので、情報が入り次第更新いたします。
セ・リーグ ゴールデングラブ賞 2019 受賞者 結果
西勇輝(阪神)初受賞
【捕手】
梅野隆太郎(阪神)2年連続2度目
【一塁手】
ロペス(DeNA)4年連続5度目
【二塁手】
菊池涼介(広島)7年連続7度目
【三塁手】
高橋周平(中日)初受賞
【遊撃手】
坂本勇人(巨人)2年ぶり3度目
【外野手】
丸佳浩(広島)7年連続7度目
大島洋平(中日)2年連続7度目
鈴木誠也(広島)2年ぶり3度目
2019年のゴールデングラブ賞の受賞者は、常連の菊池、丸、鈴木、大島、坂本は変わらず。広島と中日の選手ばかりになってしまいました。記者の印象ということで、今年はあまり打撃成績が加味されていないような結果となりました。坂本選手は打撃が入ってるかな?投手は、ノータイトルの西が受賞したのですが、これにはなんだか納得してしまう筆者なのでした。
パ・リーグ ゴールデングラブ賞 2019 結果 受賞者
千賀滉大(ソフトバンク)初受賞
【捕手】
甲斐拓也(ソフトバンク)3年連続3度目
【一塁手】
内川聖一(ソフトバンク)初受賞
【二塁手】
浅村栄斗(楽天)初受賞
【三塁手】
松田宣浩(ソフトバンク)7年連続8度目
【遊撃手】
源田壮亮(西武)
【外野手】
秋山翔吾(西武)5年連続6度目
荻野貴司(ロッテ)初受賞
西川遥輝(日本ハム)3年連続3度目
パ・リーグの2019年ゴールデングラブ賞はファーストに内川聖一選手、セカンドに浅村栄斗選手、外野手には荻野貴司選手が入りました。三人とも意外にも初受賞!千賀投手の受賞は満場一致といったところでしょうか。
ゴールデングラブ賞 表彰式
ゴールデングラブ賞受賞者はNPB AWARDS(アワード)で表彰されます。NPB AWARDS(アワード)は一般観覧もあり受賞選手を生で見ることができます。NPB AWARDS(アワード)野詳細はコチラから。
NPB AWARDS(アワード)
セ・リーグ ゴールデングラブ賞 2019 予想 受賞者
では、2019年のゴールデングラブ賞の今シーズンを見てきた筆者予想をご紹介します。一応、成績も見ていますがあくまで個人的な印象もありますのであしからず。
山口俊(巨人)
【捕手】
會澤翼(広島)
【一塁手】
ビシエド(中日)
【二塁手】
山田哲人(ヤクルト)
【三塁手】
高橋周平(中日)
【遊撃手】
京田陽太(中日)
【外野手】
丸佳浩(広島)
大島洋平(中日)
鈴木誠也(広島)
2019年も菊池、丸、鈴木、大島は変わらず。広島と中日の選手ばかりになってしまいました。(丸は今は巨人でした・・・)巨人坂本は今年は好プレーを連発し、打撃もキャリアハイのHR数を記録しましたが、エラーが目立ってしまったので、今年は期待を込めて若い京田選手を入れてみました。中日の選手はとにかく守備が堅いです。数字えは中日の阿部はトップクラスなのですが、記者の印象でいうと山田哲人ではないでしょうか。大野雄大投手もノーヒットノーランを達成しましたし、打率もリーグトップでしたが、残念ながら2019年もBクラス。中継ぎとクローザー問題が解決すればAクラス入りも夢ではありませんね。
パ・リーグ ゴールデングラブ賞 2019 予想 受賞者
千賀滉大(ソフトバンク)
【捕手】
甲斐拓也(ソフトバンク)
【一塁手】
山川穂高(西武)
【二塁手】
浅村栄斗(楽天)
【三塁手】
中村剛也(西武)
【遊撃手】
源田壮亮(西武)
【外野手】
秋山翔吾(西武)
大田泰示(日ハム)
荻野貴司(ロッテ)
パ・リーグの2019年ゴールデングラブ賞はリーグ優勝した西武陣が占拠しそうですね。バッテリーはノーヒットノーランを達成した千賀と甲斐が濃厚でしょう。パ・リーグは上位チームの選手が占めることになりそうです。
プロ野球 ゴールデングラブ賞 2018 受賞者
こちらは2018年のゴールデングラブ賞受賞者です。常連もいますが、2019年は全く活躍できなかった選手もチラホラ。やはり継続して結果を出すのが難いのがプロの世界なのですね。
セ・リーグ ゴールデングラブ賞 受賞者
2018年のゴールデングラブ賞の初受賞者は4人でした。広島カープの菊池選手・丸選手に至ってはなんと6年連続の受賞となります。しかもカープは田中選手も含めると3人入ってますね。
菅野智之(巨人)
3年連続3度目 得票数:69票
【捕手】有資格者6名
梅野隆太郎(阪神)
初受賞 得票数:163票
【一塁手】有資格者5名
ロペス(DeNA)
3年連続4度目 得票数:74票
【二塁手】有資格者5名
菊池涼介(広島)
6年連続6度目 得票数:256票
【三塁手】
宮崎敏郎(DeNA)有資格者5名
初受賞 得票数:120票
【遊撃手】有資格者6名
田中広輔(広島)
初受賞 得票数102票
【外野手】有資格者22名
丸佳浩(広島)
6年連続6度目 得票数:230票
大島洋平(中日)
2年ぶり6度目 得票数:177票
平田良介(中日)
初受賞 得票数:139票
パ・リーグ ゴールデン・グラブ賞 受賞者
パ・リーグも納得のメンバー。特に甲斐選手は、日本シリーズのニュースでは毎日見かけたので、野球を見ない人にも「甲斐キャノン」は浸透しつつあるかもしれません。来年は流行語大賞に選ばれたりして(笑)
【投手】有資格者31名
岸孝之(楽天)
初受賞 得票数:69票
【捕手】有資格者9名
甲斐拓也(ソフトバンク)
2年連続2度目 得票数:217票
【一塁手】有資格者5名
中田翔(日本ハム)
2年ぶり3度目 得票数:144票
【二塁手】有資格者4名
中村奨吾(ロッテ)
初受賞 得票数:131票
【三塁手】有資格者4名
松田宣浩(ソフトバンク)
6年連続7度目 得票数:165票
【遊撃手】有資格者6名
源田壮亮(西武)
初受賞 得票数:219票
【外野手】有資格者21名
秋山翔吾(西武)
4年連続5度目 得票数:216票
柳田悠岐(ソフトバンク)
2年連続4度目 得票数:156票
西川遥輝(日本ハム)
2年連続2度目 得票数:143票
2018年度 三井ゴールデン・グラブ賞 受賞者の傾向
ゴールデン・グラブ賞は、守備力に卓越した選手という選考基準が素になっていますので、ピッチャーの防御率、キャッチャーの盗塁阻止率は野球を見ない人にもわかりやすいと思います。守備で言うと、いかにランナーをアウトにしているかが指標にもなります。しかし、よく見ると、受賞した選手達は投手と捕手を除くとほとんどの選手の打率や打点が高いことがわかります。
打てる選手はスタメンで起用される確率も高いので、その分、打点のチャンスが多いかもしれませんが、打率は打席数が増えれば、安定した率を残すのは難しいと思われます。なので、やはり、優秀な選手は守備でも一歩秀でているのでしょう。プロ野球選手になるのですら狭き門だというのに、さらにタイトルやゴールデングラブ賞などの賞を受賞するという選手は超一流選手ということになります。
#これぞ三井ゴールデン・グラブ賞 でサイン入り金の特製ボールが当たる!?
三井ゴールデングラブ賞では一般の投票も受け付けています。投票はTwitterとWEBサイトの応募フォームから行うことができます。
Twitterで「あなたの推し選手」と「所属球団名」を記載して『#これぞ三井ゴールデン・グラブ賞』をつけて、投稿すると投稿した選手が受賞した場合抽選で「サイン入り金の特製ボール‼︎」が抽選で当たります。
■投票方法:
1.Twitter
2.応募フォーム
■応募期間:2019年9月20日(金)15:00~2019年10月30日(水)15:00
■当選発表:DM(ダイレクトメッセージ)届きます。
プロ野球 ベストナイン 2019 予想
2019年のベストナインの予想はこちらの記事をご確認ください。
プロ野球 新人王 2019 予想
プロ野球アワードで気になる賞の一つが新人王。2019年の新人王候補はとにかくレベルが高い!シーズンが終了した現時点でもまだまだわからない状況です。ここでは、候補に上がっている選手をご紹介します。
プロ野球 新人王 2019 予想 セ・リーグ
まずはセ・リーグから。セ・リーグのレベルの高さは今までで一番とも言われています。19歳にして本塁打数36本を記録した東京ヤクルトスワローズの村上宗隆選手。村上選手はあの清原選手を超える高卒2年目の数字を上回りました。そして中西太の持つ記録に並びました。また、村上は打点も96打点と新人とは思えない数字。打点王こそ横浜DeNAソト選手が獲得しましたが、打点王を狙える数字でした。
さて、もうひとりの候補が昨年阪神にドラフト1位で入団した近本光司選手です。阪神はハズレ、ハズレ1位で近本選手を獲得したため、当初は根尾、藤原、吉田といった超高校級選手に目を奪われ地味な印象でしたが、シーズンが始まるとこれが大当たりに。あっという間に阪神のリードオフマンになり、俊足を活かし、あの山田哲人をおさえて2019年の盗塁王のタイトルを獲得。さらには安打数ではあの長嶋茂雄さんの持つ新人安打数の記録を塗り替えるという偉業を成し遂げました。さらに、近本選手は2019年のオールスターでサイクルヒットも達成しています。オールスターの成績は記録には残りませんが大きく印象付ける結果となったのではないでしょうか。
村上選手、近本選手、どちらも甲乙つけ難いです。と、いうことで、筆者は村上選手、近本選手のW受賞を予想しています。もちろん前例はありません。ただ希望として、今後このレベルの争いの場合はW受賞もアリなのではないかと。ちなみに投手と野手が候補にあがった場合、確実に指標が違いすぎるのでW受賞は特にアリなのではないでしょうか。
プロ野球 新人王 2019 予想 パ・リーグ
次にパ・リーグの新人王候補をご紹介していきます。筆者のパ・リーグの新人王はソフトバンクホークスの高橋礼選手です。2017年のドラフト2位で入団した右のサブマリン。アンダースローながらも144キロが出せる投手です。サブマリンんの選手は国内のみならず国外の試合でとっても重宝されますので、侍JAPANの候補としても名前が上がっているとか。2019年は12勝をマークししっかりローテーションの一角を担いました。さらに防御率は3.34と安定した成績を残しました。
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プロ野球 ゴールデングラブ賞 2019 予想 ベストナイン 2019 も予想!の記事はいかがでしたか?2019年はホームラン数も去ることながらノーヒットノーランが2回も出たり、名手の守備が炸裂した年になりました。2020年もすばらしいプレーを見ることができると思うとワクワクします。