プロ野球2018年も全日程が終了し、個人タイトルが確定!今年のタイトルは誰の手に?
2018年もプロ野球の全日程レギュラーシーズンが終了し、個人タイトルが確定しました。一人で3冠を達成した選手もいれば、なんと、タイトル無しの球団も・・・。タイトルホルダーは、プロ野球アワード(NPB AWARDS 2018)で表彰され、もちろん来期からの年俸にも大きく影響があるでしょう。では、2018年のタイトルホルダーをご紹介していきます。
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プロ野球 2018年 個人タイトル獲得者 セントラル・リーグ
■セントラル・リーグ 2018年 打撃タイトル
セ・リーグの打撃タイトルの首位打者は後半圧倒的強さでそのまま走り抜けた、中日のダヤン・ビシエド選手でした。本塁打王の横浜のソト選手は、5月以降に本格スタメンになったにもかかわらず、41本という本塁打数を記録しました。盗塁王のヤクルト山田哲人選手は、自身3度めのトリプルスリーを達成。2019年はトリプルフォー目指すと名言しています。
タイトル | 指名 | 所属 | 成績 |
首位打者 | ダヤン・ビシエド | 中日 | .348 |
本塁打王 | ネフタリ・ソト | DeNA | 41 |
打点王 | ウラディミール・バレンティン | ヤクルト | 131 |
盗塁王 | 山田哲人 | ヤクルト | 33 |
最高出塁率 | 丸佳浩 | 広島 | .468 |
■セントラル・リーグ 2018年 投手タイトル
セ・リーグの2018年 投手タイトルでは、巨人・菅野智之投手が『最優秀防御率』『最多勝』『最多奪三振』の3冠獲得、広島・大瀬良大地投手が『最多勝』『勝率1位』の23冠獲得。菅野投手は、沢村賞獲得も間違い無しと言われ、巨人の大エースとなりました。広島の大瀬良投手は、2018年のピッチングは、とても安定感があり、チームをリーグ優勝へと導きました。
タイトル | 指名 | 所属 | 成績 |
最多勝 | 菅野智之 | 巨人 | 15 |
最多勝 | 大瀬良大地 | 広島 | 15 |
最優秀防御率 | 菅野智之 | 巨人 | 2.14 |
最多奪三振 | 菅野智之 | 巨人 | 200 |
最多セーブ | 山崎康晃 | DeNA | 37 |
最優秀中継ぎ | 近藤一樹 | ヤクルト | 42 |
勝率1位 | 大瀬良大地 | 広島 | .682 |
プロ野球 2018年 個人タイトル獲得者 パシフィック・リーグ
■パシフィック・リーグ 2018年 打撃タイトル
パ・リーグの首位打者はギータこと柳田悠岐が獲得。さらに柳田選手は最多出塁率も獲得しました。その他はすべて西武勢が獲得。本塁打王の山川穂高選手の47本、打点でもギリギリまで浅村選手と競っていました。FA権行使で話題の浅村選手はホームランも30本を超え、FA権行使の際の契約金に大きく影響する好成績を残しました。
タイトル | 指名 | 所属 | 成績 |
首位打者 | 柳田悠岐 | ソフトバンク | .352 |
本塁打王 | 山川穂高 | 西武 | 47 |
打点王 | 浅村栄斗 | 西武 | 127 |
最多安打 | 秋山翔吾 | 西武 | 195 |
盗塁王 | 西川遥輝 | 日本ハム | 44 |
最高出塁率 | 柳田悠岐 | ソフトバンク | .431 |
■パシフィック・リーグ 2018年 投手タイトル
最多勝も西武の投手・多和田信三郎投手が、打者のバックアップあっての獲得でした。最優秀防御率は楽天・岸投手、奪三振は同じく楽天の則本投手で、最下位に終わった楽天から2人が獲得しています。ソフトバンクの森唯斗投手はしっかりとサファテ投手の不在を埋めてくれました。
タイトル | 指名 | 所属 | 成績 |
最多勝 | 多和田真三郎 | 西武 | 16 |
最優秀防御率 | 岸孝之 | 楽天 | 2.72 |
最多奪三振 | 則本昂大 | 楽天 | 187 |
最多セーブ | 森唯斗 | ソフトバンク | 37 |
最優秀中継ぎ | 宮西尚生 | 日本ハム | 41 |
勝率1位 | マイク・ボルシンガー | ロッテ | .867 |
2018年度 12球団 三井ゴールデングラブ賞 受賞者
プロ野球 ゴールデングラブ賞とは
ゴールデングラブ賞は、守備力に卓越した選手を、プロ野球記者による投票を行い、得票数のいちばん多かった者が受賞となります。受賞の大賞資格者は、規定投球回数以上投球している、または所属チームが行った年間試合数の3分の1以上登板している投手、チーム試合数の2分の1以上同じポジションで出場している捕手・野手となります。記者の投票要件は、日本の報道機関(新聞社、通信社、放送局)のプロ野球記者で、5年以上の取材キャリアを持つ者と決められています。
セ・リーグ ゴールデングラブ賞 受賞者
2018年のゴールデングラブ賞の初受賞者は4人。広島カープの菊池選手・丸選手に至ってはなんと6年連続の受賞となります。しかもカープは田中選手も含めると3人入ってますね。
菅野智之(巨人)
3年連続3度目 得票数:69票
【捕手】有資格者6名
梅野隆太郎(阪神)
初受賞 得票数:163票
【一塁手】有資格者5名
ロペス(DeNA)
3年連続4度目 得票数:74票
【二塁手】有資格者5名
菊池涼介(広島)
6年連続6度目 得票数:256票
【三塁手】
宮崎敏郎(DeNA)有資格者5名
初受賞 得票数:120票
【遊撃手】有資格者6名
田中広輔(広島)
初受賞 得票数102票
【外野手】有資格者22名
丸佳浩(広島)
6年連続6度目 得票数:230票
大島洋平(中日)
2年ぶり6度目 得票数:177票
平田良介(中日)
初受賞 得票数:139票
パ・リーグ ゴールデン・グラブ賞 受賞者
パ・リーグも納得のメンバー。特に甲斐選手は、日本シリーズのニュースでは毎日見かけたので、野球を見ない人にも「甲斐キャノン」は浸透しつつあるかもしれません。来年は流行語大賞に選ばれたりして(笑)
【投手】有資格者31名
岸孝之(楽天)
初受賞 得票数:69票
【捕手】有資格者9名
甲斐拓也(ソフトバンク)
2年連続2度目 得票数:217票
【一塁手】有資格者5名
中田翔(日本ハム)
2年ぶり3度目 得票数:144票
【二塁手】有資格者4名
中村奨吾(ロッテ)
初受賞 得票数:131票
【三塁手】有資格者4名
松田宣浩(ソフトバンク)
6年連続7度目 得票数:165票
【遊撃手】有資格者6名
源田壮亮(西武)
初受賞 得票数:219票
【外野手】有資格者21名
秋山翔吾(西武)
4年連続5度目 得票数:216票
柳田悠岐(ソフトバンク)
2年連続4度目 得票数:156票
西川遥輝(日本ハム)
2年連続2度目 得票数:143票
連盟特別表彰・その他
連盟特別表彰とは?
連盟特別表彰には、その年の引退選手が選ばれることの多い『功労賞』と、リーグ優勝監督が選ばれる『最優秀監督賞』とがあります。
●コミッショナー特別表彰:中日・岩瀬仁紀(投手)
プロ野球史上、前人未到となる1000試合登板を讃えて
●パ・リーグ 連盟特別表彰
・最優秀監督賞:辻 発彦 (埼玉西武ライオンズ)
監督就任2年目、チームを10年ぶりの優勝に導いた卓越した手腕を讃えて
・功労賞:松井 稼頭央(埼玉西武ライオンズ)
永きにわたり、リーグの発展に貢献された功績を讃えて
●セ・リーグ 連盟特別表彰
最優秀監督賞:緒方 孝市 (広島東洋カープ)
球団初の3連覇、リーグ9度目の優勝に導いた卓越した手腕を讃えて
リーグ特別賞:山田 哲人 (東京ヤクルトスワローズ)
自身3度目の「トリプルスリー」達成を讃えて
功労賞:新井 貴浩 (広島東洋カープ)
セ・リーグ一筋20年。2016年に2000本安打、300本塁打を達成し、リーグ史上最年長でMVPを獲得。
●功労賞(セ・パ両リーグ功労賞)
杉内 俊哉 (読売ジャイアンツ)
NPBを代表する左腕として142勝を記録。2012年にノーヒットノーランを達成するなどリーグ優勝に貢献。
功労賞:山口 鉄也 (読売ジャイアンツ)
ジャイアンツ一筋13年。育成選手出身選手として初の新人王獲得、史上初の200ホールド達成、9年連続60試合以上登板の日本プロ野球記録を樹立。
功労賞:岩瀬 仁紀 (中日ドラゴンズ)
ドラゴンズ一筋20年。チームの守護神として15年連続50試合以上登板。前人未到の1000試合登板、400セーブを達成。
功労賞:荒木 雅博 (中日ドラゴンズ)
ドラゴンズ一筋22年。チームのリードオフマンとしてチームを支え、盗塁王を獲得する等、走攻守で活躍。2017年には2000安打を達成。
カムバック賞:松坂 大輔 (中日ドラゴンズ)
2007年にMLBへ移籍、2015年にソフトバンクに復帰後、2017年までの3年間は1試合の登板。今年、ドラゴンズに移籍しローテーションの一角として見事に復活。
その他の賞とは?
その他には以下の賞があります。
『正力賞』プロ野球の発展に大きく貢献した人物、例年、日本シリーズの優勝監督に贈られる。
『沢村賞』その年で最も優れた先発型投手が選ばれるが、受賞するには、登板数・完投数・勝利数などの基準を複数満たしている必要がある。基準を満たしている投手がいない年には「該当者なし」
『スピードアップ賞』投球のテンポの良さや攻守交代時の機敏さなど、試合の時間短縮に最も貢献した選手に贈られる。
『沢村賞』巨人・菅野智之(2年連続2回目)
『正力賞』ソフトバンク工藤 公康(3年ぶり3度目)
2018年度 プロ野球 新人王は?
2018年度 プロ野球 新人王 セ・リーグ
横浜DeNAベイスターズ・東克樹(投手)
成績:24試11勝5敗 154回 率2.45
2018年度 プロ野球 新人王 パ・リーグ
楽天ゴールデンイーグルス・田中和基(野手)
成績:率.265 RC107.21 465打112安18本45点21盗
プロ野球の新人王に関する規定
新人王の候補の資格を持つ選手は、以下の4つの条件を満たした選手になります。
1.海外のプロ野球リーグに所属した経験がない
2.初の支配下登録されてから5年目以内である
3.投手としての1軍の登板イニングが30イニング以内
4.打者としての1軍の打席が60打席以内
「新人王」といってもプロ1年目である必要はなく、プロ5年目以内なら、前年までの出場機会の少なかった選手なら新人王の資格があります。
ちなみに、メジャーリーグに行った大谷翔平選手は、ア・リーグで新人王を受賞しました。日本人では、2001年のイチロー外野手(マリナーズ)以来17年ぶり4人目の快挙です。大谷翔平選手おめでとうございます!
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プロ野球 2018年 個人タイトル確定者は誰だ?!プロ野球 NPBアワード 2018年の記事はいかがでしたか?ここで受賞した選手はもちろん、三度目のトリプルスリーを達成した山田選手や44盗塁を記録した西川選手など、ものすごい記録が続々出て2018年のプロ野球も大いに盛り上がりました。2019年も驚きのプレーに期待したいですね。