2018年度 三井ゴールデングラブ賞、ベストナインは誰の手に?!
2018年も日本シリーズが終わり、ゴールデン・グラブ賞とベストナインの発表の時期になりました。
プロ野球 ゴールデングラブ賞とは
ゴールデングラブ賞は、守備力に卓越した選手を、プロ野球記者による投票を行い、得票数のいちばん多かった者が受賞となります。受賞の大賞資格者は、規定投球回数以上投球している、または所属チームが行った年間試合数の3分の1以上登板している投手、チーム試合数の2分の1以上同じポジションで出場している捕手・野手となります。記者の投票要件は、日本の報道機関(新聞社、通信社、放送局)のプロ野球記者で、5年以上の取材キャリアを持つ者と決められています。
2018年度 12球団 三井ゴールデン・グラブ賞 受賞者
セ・リーグ ゴールデングラブ賞 受賞者
2018年のゴールデングラブ賞の初受賞者は4人。広島カープの菊池選手・丸選手に至ってはなんと6年連続の受賞となります。しかもカープは田中選手も含めると3人入ってますね。
菅野智之(巨人)
3年連続3度目 得票数:69票
【捕手】有資格者6名
梅野隆太郎(阪神)
初受賞 得票数:163票
【一塁手】有資格者5名
ロペス(DeNA)
3年連続4度目 得票数:74票
【二塁手】有資格者5名
菊池涼介(広島)
6年連続6度目 得票数:256票
【三塁手】
宮崎敏郎(DeNA)有資格者5名
初受賞 得票数:120票
【遊撃手】有資格者6名
田中広輔(広島)
初受賞 得票数102票
【外野手】有資格者22名
丸佳浩(広島)
6年連続6度目 得票数:230票
大島洋平(中日)
2年ぶり6度目 得票数:177票
平田良介(中日)
初受賞 得票数:139票
広島の菊池涼介選手は、報道ステーションの
「ゴールデングラブ賞・熱盛2018」も獲得しました!
パ・リーグ ゴールデン・グラブ賞 受賞者
パ・リーグも納得のメンバー。特に甲斐選手は、日本シリーズのニュースでは毎日見かけたので、野球を見ない人にも「甲斐キャノン」は浸透しつつあるかもしれません。来年は流行語大賞に選ばれたりして(笑)
【投手】有資格者31名
岸孝之(楽天)
初受賞 得票数:69票
【捕手】有資格者9名
甲斐拓也(ソフトバンク)
2年連続2度目 得票数:217票
【一塁手】有資格者5名
中田翔(日本ハム)
2年ぶり3度目 得票数:144票
【二塁手】有資格者4名
中村奨吾(ロッテ)
初受賞 得票数:131票
【三塁手】有資格者4名
松田宣浩(ソフトバンク)
6年連続7度目 得票数:165票
【遊撃手】有資格者6名
源田壮亮(西武)
初受賞 得票数:219票
【外野手】有資格者21名
秋山翔吾(西武)
4年連続5度目 得票数:216票
柳田悠岐(ソフトバンク)
2年連続4度目 得票数:156票
西川遥輝(日本ハム)
2年連続2度目 得票数:143票
2018年度 三井ゴールデン・グラブ賞 受賞者の傾向
ゴールデン・グラブ賞は、守備力に卓越した選手という選考基準が素になっていますので、ピッチャーの防御率、キャッチャーの盗塁阻止率は野球を見ない人にもわかりやすいと思います。守備で言うと、いかにランナーをアウトにしているかが指標にもなります。しかし、よく見ると、受賞した選手達は投手と捕手を除くとほとんどの選手の打率や打点が高いことがわかります。
打てる選手はスタメンで起用される確率も高いので、その分、打点のチャンスが多いかもしれませんが、打率は打席数が増えれば、安定した率を残すのは難しいと思われます。なので、やはり、優秀な選手は守備でも一歩秀でているのでしょう。プロ野球選手になるのですら狭き門だというのに、さらにタイトルやゴールデングラブ賞などの賞を受賞するという選手は超一流選手ということになります。
2018年度 ベストナイン 発表日は?
プロ野球ベストナインとは、MVP同様に記者投票で決まります。選出の傾向は以下のとおりです。
2.打撃成績が同程度なら、出場試合数、打席数が多い選手が有利。
3.投手は最も成績がいい先発投手が選出される。
好成績を残した投手・捕手・一塁手・二塁手・三塁手・遊撃手・外野手のポジション別に記者投票によって1名(外野手はポジションに関係なく3人)選出されます。記者の投票要件は、日本の報道機関(新聞社、通信社、放送局)のプロ野球記者で、5年以上の取材キャリアを持つ者と決められています。
ベストナインの発表はプロ野球アワードの当日、2018年11月27日の予定です。それまで、どの選手が選ばれるか、予想してみてください。
プロ野球 ベストナイン2018 受賞者 予測&結果
守備成績がいい選手にはゴールデングラブ賞が贈られるため、野手のベストナインは主として打撃成績で評価されます。このため、MLBでいう「シルバースラッガー賞」に相当します。
ここでは、筆者が勝手にプロ野球 ベストナイン2018を予想してみました。
2018.11.26受賞者が発表されましたので追記しました。
セ・リーグ プロ野球 ベストナイン2018 受賞者 予測
【投手】
<結果>
巨人・菅野智之選手
<予測>
投手は巨人・菅野智之選手(28試15勝8敗 202回 率2.14)と広島・大瀬良大地選手(27試15勝7敗 182回 率2.62)が最多勝同士で一騎打ちと言われていますが、菅野智之選手(巨人)で間違いないと思います。最多勝いがの成績も安定して良く、2018年も沢村賞受賞と言われているほど、2018年の菅野投手のピッチングは印象に残りました。
【一塁手】
<結果>
中日・ダヤン・ビシエド選手
<予測>
一塁手は、中日・ダヤン・ビシエド(率.348 RC107.21 512打178安26本99点3盗)と巨人・岡本和真(率.309 RC110.81 143/126試 540打167安33本100点2盗)の名前が上がっています。成績のトータルで見るとやはりここも岡本選手ではないでしょうか。個人的にはビシエド選手のファンなので受賞して欲しいところですが、岡本選手は初の規定打席、巨人の新4番打者を務め、30本の本塁打も残し、飛躍の年でした。
【二塁手】
<結果>
ヤクルト・山田哲人選手
<予測>
二塁手は、守備の名手の広島・菊池涼介(率.233 RC63.64 139/139試 557打130安13本60点10盗)とトリプルスリーのヤクルト・山田哲人(率.315 RC134.21 140/138試 524打165安34本89点33盗)。打撃成績をみるとやはり二塁手は山田哲人選手でしょう。菊池と山田、UZRも大差ないのです。菊池は2018年、打率がいまいちでしたが、ここぞという時に打てるバッターなので、印象が良かったのですが。ちなみにゴールデングラブ賞は菊池選手でした。
【三塁手】
<結果>
横浜DeNA・宮﨑敏郎選手
<予測>
三塁手は、横浜DeNAの宮﨑敏郎選手(率.318 RC98.73 142/140試 551打175安28本71点0盗)一択でしょう。巨人のマギー選手(率.285 RC76.71 132/128試 499打142安21本84点2盗)や中日・福田永将選手(率.261 RC55.61 133/120試 440打115安13本63点0盗)の名前もあがってはいますが、打率や本塁打数など成績からしても宮崎選手と思われます。
【遊撃手】
<結果>
巨人・坂本勇人選手
<予測>
遊撃手は、巨人・坂本勇人選手(率.345 RC97.67 109/107試 441打152安18本67点9盗)、広島・田中広輔選手(率.262 RC87.44 143/143試 572打150安10本60点32盗)の一騎打ちですが、やはり2018年は打撃成績からみても坂本坂本勇人選手でしょうか。
【捕手】
<結果>
広島・會澤翼選手
<予測>
捕手は広島・會澤翼選手(率.305 RC63.04 106/103試 315打96安13本42点0盗)、阪神・梅野隆太郎選手(率.259 RC52.67 132/132試 386打100安8本47点5盗)が挙げられていますが、成績と優勝チームである広島・會澤翼選手が硬いと思われます。
【外野手】
<結果>
広島・丸佳浩選手
広島・鈴木誠也選手
横浜DeNA・N.ソト選手
<予測>
外野手はポジション関係無く3人が選ばれます。成績順にいえば、広島・丸佳浩(125/122試 432打132安39本97点10盗)、DeNA・筒香嘉智(139/132試 495打146安38本89点0盗)、広島・鈴木誠也(124/116試 422打135安30本94点4盗)で間違いないでしょう。打点王に輝いたヤクルト・バレンティン(142/131試 514打138安38本131点1盗)も捨てがたいのですが・・・。
パ・リーグ プロ野球 ベストナイン2018 受賞者 予測
【投手】
<結果>
西武・菊池雄星選手
<予測>
まず、パ・リーグの投手は西武・多和田真三郎選手(26試16勝5敗 172回2/3 防3.81)、西武・菊池雄星選手(23試14勝4敗 163回2/3 防3.08)の2強の争いですが、やはり多和田の防御率3.81はかなりのビハインド。と、いうことで菊池雄星選手が受賞すると思われます。
【一塁手】
<結果>
西武・山川穂高選手
<予測>
一塁手は、今年本塁打王に輝いた西武・山川穂高選手(率.281 RC125.21 143/142試 541打152安47本124点0盗)、2018年爆上げのロッテ・井上晴哉(率.292 RC90.6 133/125試 476打139安24本99点1盗)、日本ハム・中田翔選手(率.265 RC73.92
140/131試 540打143安25本106点0盗)と打点100前後の選手があげられています。この中でも本塁打王で124打点をあげた山川穂高選手が大本命といえそうです。
【二塁手】
<結果>
西武・浅村栄斗選手
<予測>
FAで話題の西武・浅村栄斗選手(率.310 RC108.3 143/142試 565打175安32本127点4盗)、全試合で二塁を守ったロッテ・中村奨吾(率.284 RC87.01 143/143試 552打157安8本57点39盗)、オリックス・福田周平(率.264 RC36.14 113/102試 295打78安1本15点16盗)の3人が候補に。しかし、浅村栄斗選手が頭一つ出て受賞の確率が高そうです。
【三塁手】
<結果>
ソフトバンク・松田宣浩選手
<予測>
パ・リーグの三塁手は、各球団ともいまいちな成績だったが、ソフトバンク・松田宣浩選手(率.248 RC79.63 143/143試 517打128安32本82点3盗)、ロッテ・鈴木大地選手(率.266 RC68.09 143/138試 477打127安8本49点8盗)、日本ハム・レアード選手(率.233 RC61.33 120/118試 450打105安26本65点0盗)の3選手から選出されると思われます。この中では、松田宣浩選手が本塁打32本で選出されるのではないでしょうか。
【遊撃手】
<結果>
西武・源田壮亮選手
<予測>
西武・源田壮亮選手
【捕手】
<結果>
西武・森友哉選手
<予測>
捕手は、西武・森友哉選手(率.275 RC83.91 136/81試 473打130安16本80点7盗)、ロッテ・田村龍弘選手(率.239 RC40.77 143/143試 415打99安3本35点3盗)、ソフトバンク・甲斐拓也(率.213 RC27.78 133/133試 314打67安7本37点2盗)が挙げられます。ソフトバンクの甲斐は、日本シリーズや日米野球での活躍は話題になりましたが、レギュラーシーズンの成績では森と田村にはかなわないと思われます。また、森は捕手としての出場が81試合のため、田村龍弘選手の線が濃厚ではないでしょうか。
【外野手】
<結果>
ソフトバンク・柳田悠岐選手
西武・柳田悠岐選手
西武・秋山翔吾選手
西武・吉田正尚選手
<予測>
【DH】
<結果>
日ハム・近藤 健介選手
<予測>
DHは、DHで80試合以上出場したソフトバンク・デスパイネ選手(116/108試 407打97安29本74点0盗 率.238 RC65.43)しか考えられません。
ベストナインの発表は、11.26のアワードで。発表次第更新しますので、お楽しみに!
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プロ野球【ゴールデングラブ賞&ベストナイン 2018】ベストナイン・ゴールデングラブ賞 予測と結果の記事はいかがでしたか?ここで受賞した選手はもちろん、三度目のトリプルスリーを達成した山田選手や44盗塁を記録した西川選手など、ものすごい記録が続々出て2018年のプロ野球も大いに盛り上がりました。2019年も驚きのプレーに期待したいですね。