「いちょうの木」のかき氷
北品川 甘味処 いちょうの木
東海道新幹線の停車駅・品川駅から京浜急行で一駅の「北品川駅」から徒歩3分程に位置する「甘味処いちょうの木」。1979年創業の甘味処です。甘味処と言っても和菓子系のみならず、様々な素材で仕上げられたスイーツは、味も見た目もとっても芸術的なのです。
お店のブログに「懇切丁寧な接客や店員の愛想の良さを重視する方は、落胆すると思いますので来店は御遠慮下さいますよう、お願い申し上げます」と記載がありましたが、実際無愛想ではなく、注文にお一人で対応しているにも関わらず、素早い提供してくださいました。オーナーさんは商品の提供以外、フロアに出てこないのですが、一人で極力機能的に回すための工夫がこらされていると感じました。ちなみに、筆者が訪れた際も、お会計時に質問されているお客様にも丁寧に説明されていました。
そんな、甘味処いちょうの木のかき氷が、マツコ・デラックスさんの番組などのメディアで話題に。一度食べたらハマる!というそのかき氷を食べに行ってみました。
東京かき氷 甘味処 いちょうの木 訪れる前に知っておきたい事
先にも記載したように、女性店主お一人で切り盛りされているので、細かい説明などが難しいため、店頭にはお願いが書かれた紙が貼ってあります。
効率よくお店を回すためのお客様へのお願いですが、すごくわかりやすい!
★店内4机のみ。相席対応なし
店内4卓が埋まっていたら、満席扱いになります。
★店内4机のみ。相席対応なし
店内4卓が埋まっていたら、満席扱いになります。
★1机に対して1人~最大4人まで
人数などは確認していないので、そのまま外でお待ち下さい。
★明確な待ち時間はわかりません
目安としてはお客様のお食事時間は20分~1時間です。
★用意ができたらご案内します
店を出ていくお客様がいても片付けがあるので、ご案内されるまでお待ち下さい。
ちなみに、2020年8月時点ではコロナ感染拡大予防のため完全予約制となっております。予約は1人~2人まで、「いちょうの木オンライン」にて予約ができます。予約時に1000円支払います。お店では注文合計の差し引き額をお支払いします。現金の他にpaypayも利用可能です。
東京かき氷 甘味処 いちょうの木 メニュー
甘味処 いちょうの木 のメニューは「チーズタルト」「かぼちゃタルト」「レモンアマレット」「すももクランブル」「ストロベリーパイ」など、かき氷らしからぬ名前が並びます。もちろん昔ながらの宇治金時、あずきミルクなどもありますが、一風変わったこのメニューこそ、いちょうの木さんの特徴なのです。
また、様々な味の組み合わせを自分でチョイスすることもできるのです。そして、ありがたいことに合わない組み合わせも丁寧に記載されているので、失敗することがないので安心!
アルコール入のメニューも多いのですが、アルコール抜きでのオーダーも可能ですよ。
東京かき氷 甘味処 いちょうの木 食レポ
初回に訪問した際は、食べログの口コミをくまなく読み、多くの人が「これは一回は食べたほうが良い!」「かき氷の概念が変わる!」などと書いていた「ブルーチーズレアチーズ」を注文!同行者は「白桃あんとジャスミンティー」を注文しました。
ブルーチーズにグレープフルーツモヒートミントの味の組み合わせ。ブルーチーズという組み合わせに怖気づく方も多いかもしれませんが、完全にアリです!ブルーチーズの塩味にはちみつのようなソースの甘みが甘じょっぱい好きの心をぐっとつかみ、さらにナッツの食感とコクが加わります。これは完全にアートです。フレンチの前菜のようにも感じました。予想を遥かに超えた味のコンビネーションの素晴らしさにとっても感動し、店主様はアーティストなんだ!ということがわかりました。
そして、いちょうの木さんのかき氷の氷はふわっと軽く口の中で噛まずとも溶けてくれるので、量も丁度良い感じ。
溶ける前に急いで食べなきゃ!と焦ってたせいか写真がボケちゃってました(^^;)
白桃あんとアールグレーの組み合わせもこれまたおしゃれ。白桃の果肉感がたっぷりあって桃好きの筆者はこれまた感動しました。そして、食べ進むと出てくる下層に潜んでいたジャスミンティ味のゼリーがこれまた最後の味変を楽しませてくれました。ちなみに、このゼリーは無糖なの、最後にきても重たくない。この計算された構造にしつこく感動した筆者なのでした。
どちらにも乗っているその月の文字が入ったかわいらしいお菓子はメレンゲにアイシングされた焼き菓子です。メレンゲなのでサクッと軽いクッキーのような感じ。箸休め的にいただけました。
2回目の訪問でいただいたのは「フィグドラゴン」と「すももクランブル」の2種。同行者は前回と同じ。二人で行って色んな種類を食べ尽くそう作戦です。
ドライフィグクリームの下に赤いドラゴンフルーツ、生姜、ライム、赤ワインなどが使われています。ドライフィグクリームはまずこのクリームどうやって作るの??という滑らかさ。乾燥イチジクだからこその凝縮された甘みといちじくの種のプチプチ食感が楽しめます。ドラゴンフルーツは普通なんとなく甘いだけのイメージでしたが赤ワインでその味がひきしまりフィグクリームの甘みにアクセントがついていました。生姜とライムは遠くでなんとなくわかるのですが、爽やかさをプラスしてくれていました。そして下層にはクランブルが入っており、その歯ごたえがまた楽しい。今回も最後の一滴まで楽しませてくれました。
すっぱいすももあんにクリームの甘みが絶妙な組み合わせ。夏の暑い時期にすももの酸っぱさはほんとにうれしい。酸っぱいだけだと疲れてしまいそうな口の中をクリームとレモンミルクが緩和してくれます。さらにカルダモンのクランブルが食感の楽しみとコクを与えてるので、どんどん下層へと掘り進んでしまうのです。
サクサクのパイが散りばめられたレモンパイ味のかき氷です。いちょうの木の人気定番メニューです。パイを食べているような味のかき氷でレモンの他にマンゴー、ストロベリー、チョコレートバナナミント、ピーカンと種類も豊富です。夏場はやっぱりレモン!ということでレモンをチョイスしました。レモンの酸味がさっぱりと酸っぱくてさわやか!でもサクサクのパイとクリームのコクもあってあっという間に完食!
黒ごまのコクと抹茶とチーズの組み合わせの和風チーズタルト味。黒ごまのコクとチーズがよく合います。クランブルとナッツの歯ごたえが楽しくどんどんスプーンがすすみ、最下層の烏龍茶シロップが最後に口の中をさっぱりと締めてくれるところに、ご主人の腕が光ります。
東京かき氷 甘味処 いちょうの木 インテリア
甘味処 いちょうの木は、そのインテリアも独特です。様々な観葉植物とボンボン時計や鳩時計、鉄製の茶器のコレクションを楽しむことができます。店内から中庭の緑を眺めることもでき、人気店でなければ長居したくなりそうな空間なのです。多くのメディアにも取り上げられているため、有名人のサインも所狭しとたくさん飾られています。
東京かき氷 甘味処 いちょうの木 アクセス
京浜急行北品川駅から徒歩3分。その名の通りいちょうの木が目印の住宅街にひっそり佇むお店です。
かき氷東京 北品川 いちょうの木のかき氷は味も見た目も芸術的!全種類食べたくなる!のまとめ
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かき氷東京 北品川 いちょうの木のかき氷は味も見た目も芸術的!全種類食べたくなる!の記事はいかがでしたか?この記事を書きながら、先日いったばかりなのに、もういちょうの木のかき氷食べたくなってきてしまい、次回の予約を入れてしまいました。季節によって使用するフルーツも変わり、新たな味にも出会えそう。きっとハマること間違いなし!のいちょうの木のかき氷を是非食べに行ってみてください。