並ぶ価値あり!
東京で台湾の本格朝食が食べられると話題のお店「東京豆漿生活(トウキョウトウジャンセイカツ)」。さまざまなメディアでも取り上げられオープン直後から行列の耐えないお店になりました。そんな「東京豆漿生活」その魅力をご紹介します。
東京豆漿生活 とは?
東京・山手線五反田駅から歩くこと5分、ナチュラルな外観のお店「台湾式朝食専門店・東京豆漿生活」は台湾の本格朝食を食べられることができます。オーナーさんは奥様が台湾出身の方ということもあり、出来る限り台湾の味に近づけるべく、素材の調達からかなりこだわったお店なのです。オープンしてからまだ半年もたたずに開店時の8:00前から行列ができています。
東京豆漿生活 場所・地図
東京・山手線五反田駅から山手通り方面に目黒川を超えて歩くこと5分、東急池上線の高架下のすぐ近くにあります。路地裏のような場所なので初めて五反田を訪れる方には少し分かり辛いかもしれませんので、必ずスマホ等で地図を確認しながら行くことをおすすめします。
東京豆漿生活 メニュー
では、東京豆漿生活のメニューはどんなものがあるのか気になってきた方にメニューをご紹介していきます。
メニューには「豆乳」その豆乳を使った「豆乳スープ」、「台湾のパン」があります。
豆乳は日によって仕入れた大豆の産地がメニューの黒板に掲示されています。
その豆乳を使った鹹豆漿スープやゴマ豆乳、黒糖豆乳があります。鹹豆漿スープは桜えびなどで味付けされたスープで、揚げパンと一緒に食べるのがおすすめです。ゴマ豆乳も黒糖豆乳もやさしい甘さの豆乳で、ホットとアイスが選べます。さらにピーナッツ豆乳はコクのある甘いスープでかなりおなかに貯まります。
台湾のパンは、ゴマのかかったパンと、甘いパンとおかずパンがあります。ゴマのパンは+100円でたまごとネギを挟んで焼いてもらえるのでおすすめです。
甘いパンはゴマ、ピーナッツ、小豆、紅芋があります。パイのような生地でぎっしりと具が包まれています。
おかずパンは、ニラ・たまご・春雨、ネギ・豚、たまねぎの3種類があります。こちらも同じ生地で各具材が包まれています。サイズは小さ目ですが、豆乳と一緒にいただくかなり腹持ちが良いです。
初めて行く方には店名にも使われている「鹹豆漿(トウジャン)スープ」を是非食べていただきたいです。豆乳に桜えびやごま油などで味付けし、お酢で分離させてとろみをつけたスープです。酸味はあまりなく海老の出汁とごま油の風味が朝から食欲を掻き立てられ、スープを運ぶ手が止まりません。
ちなみに全てお持ち帰り可能です。豆乳は持参したタンブラーなどに入れてもらうこともできますよ。
東京豆漿生活 の店内
東京豆漿生活の店内は清潔感のあるナチュラルな木を使った家具を中心に雰囲気でまとめられています。大きな窓から朝日も入っておいしくご飯が食べられそうな空間です。
入って左側は豆乳製造室が。開店時間にはすでに製造が終了しているのか、3回とも機械ははしていませんでした。一度でいいので製造工程を見てみたいものです。
店内での居心地ですが、とにかくすごい行列なので、あまりゆっくりは出来ないのが難点。店内では持ち帰りで待っているお客さんも多いので、ゆったりした雰囲気も無く、サッと食べてサッと帰るのが鉄則のような感じ。
一人で訪れた筆者は、相席も苦手なので(一人でも相席の人はいませんでしたが)持ち帰りにして、豆乳スープや豆乳は近くで座れる場所を探していただきました。パンは色々購入したので、食べきれなかったものは自宅であたためなおして食べました。
東京豆漿生活 の混雑状況
気になるのが東京豆漿生活の混雑状況。ここまで多くのメディアに取り上げられると行列は覚悟してると思います。さらに、朝食というだけあって営業時間が朝の8:00からなくなり次第なので、しっかり計画的にお店を訪れないとなかなかありつけません(泣)
かくいう筆者も軽い気持ちで土曜日の9時半くらに訪れた第1回目は20人近く並んでいる上に、全然進まず・・・。あまりの空腹に諦めて別のお店へと向かいました。
リベンジで訪れたのはそれから半月後の平日の朝8:10頃。平日だし開店直後だし余裕だろうと思っていたらやはりすでに行列が。しかしこの日はどうしても食べる気で来たので並ぶこと40分やっと注文ができました。
3回目は過去の2回から学んで開店20分前に到着。しかしやはり10人近くが行列をなしていました。開店前だったので前回よりは時間はかかりませんでしたが、それでもありつくまでに30分くらいはかかってしまいました。
厨房には結構店員さんがいるのですがオーダーを受けてから、豆乳スープを作ったり、ネギのパンを焼いたりと結構やることが多いようです。
本場台湾の朝食やさんはオーダーから異常に早かったので、注文の多いものは事前にたくさん作っていたのかもしれません。
まず、土日に訪れる方は8:00の開店30分前には並ぶのをおすすめします。平日に訪れる方もできれば15分~30分前に。いずれにせよ、並んで、食事をするのにトータル2時間くらい取れるゆとりのある日をおすすめします。
東京豆漿生活 の鹹豆漿(シェントウジャン)を自宅で再現
東京豆漿生活でまず食べてほしいの「豆漿スープ(トウジャン)」です。豆漿スープとは、豆乳に桜えび、ねぎ、塩、醤油、ごま油、お酢、ラー油で味付けしたスープです。お酢で分離させることでふわっとしたとろみがあります。このスープに台湾のあげパンを浸して食べるのが台湾式。
初めて台湾で食べた時には感動しました。そして、「東京豆漿生活」で食べて再度感動!台湾で食べた時よりおいしく感じました。
さて、この味を自宅でも味わえないかな?と思いネット検索したところ、様々なレシピサイトで見つけることができました。その中で筆者が覚えたレシピをご紹介します。
●無調整豆乳 200ml
●桜えび 小さじ1
●青ネギ 大さじ1
●お酢 小さじ1
●ごま油 小さじ1/2
●醤油 小さじ1/2
●塩 少々
●ラー油 少々(お好みで)
【作り方】
1.豆乳を片手鍋で80度くらいまであたためます。(沸騰しない程度)
2.フライパンで桜えびを軽く炒って香りを出します。
3.1に2で炒った桜えびとその他の調味料を入れます。お酢を入れると分離してとろみがつきます。
4.お好みでラー油を垂らして出来上がり。
【ポイント】
筆者は醤油少なめにして塩で味の調整をしています。揚げパンは上げるのが大変なので省略。
スーパーなどで売っている揚げ麩でも代用できます。
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東京・五反田で台湾の朝食を「台湾式朝ごはん専門店 東京豆漿生活」の魅力を語る メニューや混雑状況も の記事はいかがでしたか?東京豆漿生活(トウキョウトウジャンセイカツ)は一度食べたらまたすぐ食べたくなる本格台湾式朝食のお店でした。今の所、これほど本格的おいしい台湾朝食屋さんは都内で探すのは難しいようです。このお店を皮切りに今後台湾式朝食のお店が増加しそうな予感すらしています。